ふるさとインタビュー

#1 伝統と進化の草津宿場まつり

こんにちは!TaBiwa+Rの荒木です。
「ふるさとインタビュー」記念すべき第1回は、草津宿場まつり委員会の浦川さんに、伝統ある宿場まつりや地域への思い、またコロナウイルスの影響についても語っていただきました。

毎年進化する草津宿場まつり

友人の誘いで委員会に入り、今年で6年目になりました。委員会は総務部会・時代行列部会・ステージ部会の3つに分かれています。今年はステージ部会のメンバーでしたが、昨年まではその部会長を務めていました。

委員会は毎年一般の方からボランティアで募集して運営しています。個人だけでなく、ボランティア団体や企業も多いですね。また、立命館大学や龍谷大学など、学生団体の参加もよくあります。

関わるスタッフは毎年変わるので、その年集まったメンバーでやりたいことや得意なことを協議して、企画を考えています。「こんなことをやってみたい!」と自ら提案してくれる方もいるので、新しいことにも挑戦しています。学生が多かった年は、学生だけで1つのブースを担当してもらい、企画と運営をやってもらったこともありました。違う大学の学生同士で協力してもらうこともあるので、運営の中で新しい出会いや交流が生まれるかもしれませんね。

暖かい春のひとときを楽しむ

東海道の通り・市役所周辺・草津駅前のステージなど、さまざまなところで催し物をしていますが、やはり時代行列が一番の見せ所です!少しずつ工夫しながらも、長年続く歴史あるイベントです。参列者は一般募集で、選考会を通して選ばせていただきます。念入りに衣装合わせをして、映画に出てくるような本格的な衣装や髪型を当日バッチリきめてもらいます。

草津宿場まつりはもともと「さくらまつり」という名前でした。旧草津川にまだ水が流れていた頃、川沿いの桜で花見をしながら飲んだり食べたりして、春のひとときをみんなで楽しむ祭りだったそうです。そこから派生して、今の宿場まつりが生まれました。今、宿場まつりを開催するのは4月下旬でもう暖かくなって桜は散ってしまっていますが(笑)そのような昔からの考えを軸にして、春のひとときをゆっくりしてほしいという思いで祭りを作っています。

宿場まつりは地域でも大きな祭りですが、草津駅と南草津駅の微妙な距離もあり、知っていても行ったことがない方もいるでしょう。数年委員会に関わる中で新しい考えが生まれることはありますが、参加者が楽しめるものを作ろうという気持ちは変わりません。ぜひ一度訪れていただけたらと思います。

新型コロナウイルスの影響

コロナウイルスについては、2月末に大きな報道があり、3月頭には委員会の中でも話が出てきました。今はほとんどのイベントが開催自粛していますが、その頃はまだ行なわれているものもいくつかあったんです。そのため「仕方ないけれど中止にしよう」という意見の他に「こういう情勢だからこそ工夫して、少しでも街のために開催するべきではないか」という意見もありました。話し合いの末、3月末には中止の判断を下しました。残念でしたが、のぼりを上げたり宣伝していたところは片付けるということになりました。

既にほとんどの協力団体に話が済んでいたため、お断りの電話もたくさんしました。逆にステージに出演予定だった学生団体さんからは「練習ができないため、出演が難しいかもしれない」という連絡もいただきました。さまざまな事情を考慮して、できるか?できないか?の狭間での判断でしたね。

今はまだ難しい状況ですが、街の活気のためにも何とか早く落ち着きたいですね。一刻も早い収束を願っています。

変化する地域のニーズのために

正直、地域活性化にゴールはないと思います(笑)特に草津のように人口流入が多いと、時代や人の移り変わりも激しく、求められるものがどんどん変わっていきますよね。ある目標を達成した頃には、また新しいものが求められていたり・・・。ゴールとまでは言えませんが、常に街の人が求めているものにアンテナをはっておくのが、地域活性化に近づく一番いい方法ではないかと思います。

写真:第51回草津宿場まつり(草津市商工観光労政課より提供)

草津宿場まつり公式HPはこちら